今週は『みんなのユニバーサル文章術』を読みました。

江の島で活動する 海辺のネテロさんから「この本、いいですよ〜」と紹介されたので、Kindleストアでポチることに。

さいしょは「ユニバーサルってなんやねん？USJのこと？」と思いましたが、読んでみたら想像以上におもしろかったです。

LINEで使える文章術やSNSでバズる方法も紹介されていたので、普段ブログを書かない方でも楽しめる本ですよ。

AIによる音声解説を聞きたい方はこちらから⤵️

ユニバーサル日本語を使った文章術とは

著者の安田峰俊さんは、日本語を母語とする人がサクサク読める文章を「ユニバーサル日本語」と呼んでいます。

イメージとしては、うちのオカンが読んでも「なるほどね！」と理解できる文章です。

オカンに例えられても困ると思いますので、具体例を紹介させてください。

ユニバーサル日本語を使って「ChatGPT」を解説

ChatGPTっちゅうのは、スマホとかに入っている、かしこいアプリみたいなもんやな。
いろんな言葉を覚えとって、話しかけるとスグに答えてくれるんや。
夕飯のレシピを考えてくれたり、学校だよりの文章を書いてくれたりするんやで。
まあ、たまに変なこと言うんやけど（笑）

ユニバーサル日本語を使わない「ChatGPT」の解説

ChatGPTは、深層学習技術を基盤とする大規模言語モデル（Large Language Model）の一種です。
ChatGPTのアーキテクチャはおもにTransformerネットワークに基づき、膨大なテキストコーパスを用いて事前学習されています。
学習プロセスを通じて、言語の統計的パターンや文脈構造、意味の関連性を高度に習得しており、自然言語による質問応答やテキスト生成などのタスクを実行可能です。

正直なところ、専門用語にまみれた文章は読みにくいです。

一方、分かりやすい文章を書けるだけで、あなたの記事はより多くの読者に届きます。

わたしのニュースレターをわざわざ読んでくれる人って、日頃から文章について考えている知識欲の高い方ですよね。

AIを活用してテキストを大量生産できる時代だからこそ、読みやすい記事を書ける、ユニバーサル文章術を学ぶ価値がありますよ。

読者に伝わる！ユニバーサル文章術を身につける3つのポイント

今回のニュースレターで伝えたいことは、以下の3つ。

• 読者に「この記事、何が言いたいのだろう」と考えさせてはいけない
• 半年ROMってろ！はリサーチを徹底すること
• 読者を褒める記事をもっと増やそうよ

1.読者に「この記事、何が言いたいのだろう」と考えさせてはいけない

ライターと読者との出会いは、まさに一発勝負。

甲子園の決勝戦、一球で勝負するピッチャーとバッターの対決といっても過言ではありません（ちょっと違う気もする）

伝わりにくい文章を書き、読者から「で、けっきょく何が言いたいの？」と思われたら、そこで読むのをやめ、スマホの戻るボタンを押されてしまいます。

現代の情報発信は、文章だけではありませんからね。

• テレビ
• YouTube
• インスタグラム
• ポッドキャスト
• 町内の回覧板

読者が2～3回読まないと理解できない、言い回しにクセがありすぎる文章では、すぐに他のコンテンツへ離脱されちゃいます。

せっかくあなたが書いた記事までたどり着いてくれたのに、離脱されるのはもったいない。

だからこそ、読者がスムーズに理解できる、ユニバーサル文章術を学んだライターは重宝されますよ。

2.ROMってろ！はリサーチを徹底すること

とはいえ「ユニバーサル文章術はどうすればマスターできるの？」といった声も聞こえてきそうです。

解決策として、本の中では「ROMる」大切さが書かれていました。

ROMとは、Read Only Member（他の人の投稿を読むだけの人）を省略した言葉です。
ROMってろとは、他のユーザーの書き込みを読んで、コミュニティの雰囲気やルール、暗黙の了解を学ぶ意味があります。

ROMをライター活動に置き換えると、担当メディアの過去記事をリサーチすることですね。

過去の記事を読み込むと、文章のトーンやスタイル、メディアがどのような情報を読者に届けているのかを理解できます。

たとえば金融系メディアで記事を書く場合、おすすめしているクレジットカードやネット銀行を掴めますよね。

複数の記事をROMると読者さんの知識レベルや疑問に思うことも見極められるため、より良い単語を選択できます。

とはいえ、ROMっているだけではお金を稼げないので、執筆と並行して過去記事のリサーチを進めてください。

3.読者を褒める記事をもっと増やそうよ

著者の安田さんは、記事を書くうえで大切な要素のひとつに「現状を肯定してくれるもの」を挙げていました。

現状を肯定してくれるものを言い換えると、読者を「褒める」ことです。

というのも、インターネット上には不安を煽る記事がめちゃくちゃ多いですよね。

みたいな。

わたしがよく使っているこけし掲示板でも「褒め」を求める書き込みがありました。

一方で、文章の中でさりげなく褒められると、読者は好印象を抱いてくれます。

たとえば

わたしのニュースレターをわざわざ読んでくれる人って、日頃から文章について考えている知識欲の高い方ですよね。

↑記事の冒頭で、あなたを少しだけ褒めさせていただきました。

あのとき、ほんの少しでも「お、自分のことを言われているのかな？」「ちょっと嬉しいな」と感じませんでしたか？

このように、記事の中でさりげなく褒め言葉を入れると、読者は気分よく記事を読んでくれます。

とはいえ「読者をどう褒めたらいいんだろう？」と、迷ってしまいますよね？

そこで、具体的に褒める方法を3つ紹介させてください。

行動を褒める⤵️
日常的に文章を書いている人は、情報発信への意識が高いです。

努力を褒める⤵️
より良い文章を書こうと意識している人は、読者への気遣いができている証拠ですよ。

状況を褒める⤵️
本業をしながらライター活動をしている人を、本当に尊敬しています。

よっぽど性格がひん曲がっていない限り、褒められて嫌な気分になる人はいません（キタノドロップのことも褒めてください）

ちょっとした部分でもいいので、記事の中で読者を褒めることをおすすめしますよ。

おわりに

著者の安田さんは、中国への取材と記事執筆を得意とするライターでした。

ただ、2020年にコロナウイルスが流行してからは、海外での取材は難しくなりましたよね。

そんな時期でも安田さんには文章力があったので、仕事には困らなかったそうです。

文章を書くスキルは、あなたの想像以上に強力な武器となりますよ。

現在は、ChatGPTやGeminiなどのAIツールが発展し「Webライターはオワコンでしょ」とか言われております。

しかし、文章力のあるライターは、なんぼでも仕事を獲得可能。

企業や個人を問わず、世の中には「わたしのために文章を書いてくれ～」という需要だらけです。

文字を書くだけでお金を稼ぐ錬金術を身につけるため、これからも一緒に学んでいきましょう。

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>>>みんなのユニバーサル文章術 今すぐ役に立つ「最強」の日本語ライティングの世界

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それでは、来週の木曜日におあいしましょう。

PS：ユニバーサル文章術に必要な箇条書きをマスターしたい方は、こちらの記事もおすすめです⤵️

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キタノドロップ　完全在宅のライター 2025-05-01